
私達に欠かすことが出来ない眠り。
世界中の睡眠学者によっても
未だその全てのメカニズムは解明されていません。
が、日々研究が行われています。
ここではぐっすり眠り、気持ちよ~く起きるために
生きるために不可欠な睡眠の、
知っておいて欲しい
やさしい基礎的なところをお伝えします。
目次
なぜ睡眠が必要なの?
人はなぜ眠るのか?
驚くことに、
これほど脳科学や神経科学が発達した
現代においても、
明確なこれだという答えが見つかっていない
と世界の睡眠研究をリードされている医学博士
櫻井武さんが著書で述べられています。
なんだか意外ですね^^;
断眠実験でわかっていること

逆に眠らなければどうなるかという実験は
様々行われ、以下のような状態に陥ります。
疲労感、妄想、体調不良、記憶障害、判断力低下
言語障害、精神に異常をきたす
寝不足の時、一瞬寝落ちするという経験は誰でもありますね。
これを専門用語でマイクロスリープと呼びます。
どんなに断眠にチャレンジしても、
マイクロスリープが起きるため、
死亡したり、脳に後遺症が残らないように
なっているそうです。
ただ、一晩徹夜するだけでも
かなり酒に酔った状態と同じぐらい注意力が
低下しています。
自転車や車など運転、
注意力が必要な作業などは徹夜明けに行うのは
絶対にやめましょう!
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レム睡眠とノンレム睡眠
誰もが聞いたことがある
レム睡眠とノンレム睡眠。
実は睡眠の勉強する前は
私は良く間違えて認識していたものです^^;
レム=急速眼球運動(Rapid Eye Movement:REM)
まぶたの下で眼球がキョロキョロ動いている
ことからレム睡眠。
眼球が動かない状態をノンレム睡眠と呼びます。
かなり大雑把に一般的には
レム睡眠は浅い眠り
ノンレム睡眠は深い眠り
と言われたりしています。
正確な意味を学習しましょう。
レム睡眠=大脳は活動 身体は休息
ノンレム睡眠=脳も身体も休息
人は眠りに落ちるとノンレム睡眠にはいり、
60~90分経つと、
レム睡眠に入ります。
このノンレム睡眠とレム睡眠を朝まで
90~120分のサイクルで4~5回繰り返し、
明け方近くはレム睡眠の時間が長くなり
レム睡眠時に起きると目覚めが良いです。
眠りの深さも
入眠直後が一番深く
その後除々に浅くなっていくのが理想です。
90分の倍数寝ればいいって本当!?
よく90分サイクルという言葉が聞かれます。
90分の倍数のときに目覚ましをかければ
目覚めが良いと試してみた方も多いでしょう。
私も試してみましたが、
なかなか上手くいきませんでした。
なぜでしょう?
それは
90分サイクルとは限らないから!
です^^;
実際、私もアプリなどでサイクルを測ってみると
毎日サイクルの形が違っています。
スッキリ起きるために必要ことは黄金の90分
では、どうすればスッキリ起きられるのでしょうか?
それは、
入眠時から90分、(人によっては120分)
もっとも深いノンレム睡眠を確保すること!
参考:スタンフォード式最高の睡眠 西野清治著
この深いレム睡眠を確保するために出来る工夫は
ブログ内でどんどんご紹介していきます。
レム睡眠とノンレム睡眠の役割はどう違う?

・レム睡眠 エピソード記憶(いつどこで何をしたか)が固定される
・黄金の90分で訪れる深いノンレム睡眠は、イヤな記憶を消去する
・入眠初期や明け方の浅いノンレム睡眠では、体で覚える記憶
(意識せずの覚えられ記憶)が固定される
・入眠直後のもっとも深いノンレム睡眠時に海馬から大脳皮質に情報が
移動し、記憶が保存されるスタンフォード式 最高の睡眠 西野清治著
眠っている間に脳は記憶したり、
嫌な記憶を消したり、一生懸命働いてくれているのですね!
だからと言って、一時期流行った睡眠学習については
西野先生曰く、なんのエビデンス(証拠)もない
ジャンク情報だとおっしゃってます。
夢はいつ見てる?
目覚め直前のレム睡眠時の夢を覚えていることは
みなさん体験されていることでしょう。
実はノンレム睡眠時も夢を見ています。
とても抽象的で、最中に起こされてしまうと
「なんだかわけの分からない夢を見た」
と思うようです。
違いはストーリーを伴うか伴わないかです。
レム睡眠とノンレム睡眠が入れ替わるごとに
夢も違ったものを見ています。
(でも覚えていませんよね^^;)
夢の意味について、心理学者と神経科学者では
考え方が全く違うというのも興味深いところ。
興味がありましたら、
「睡眠の科学」櫻井武著に詳しく述べられていますので、
読んでみてくださいね!
まとめ
睡眠の質を上げると
人生も変わって行きます。
レム睡眠=大脳は活動 身体は休息
ノンレム睡眠=脳も身体も休息
入眠時から90分、(人によっては120分)
もっとも深いノンレム睡眠を確保することが大切
レム睡眠、ノンレム睡眠ともに
記憶に深くかかわっている。
レム睡眠とノンレム睡眠、そして
睡眠の役割についてお伝えしました。
人間は眠らなければ、
心身共に不調に陥ってしまうのです。
ただ眠れば良いのではなく、
レム睡眠もノンレム睡眠も理想的な
サイクルに調節していくことが
あなたの昼間のパフォーマンスを上げることに
つながるのですね。
知れば知るほど、睡眠を大切にしなければと
思っていただけたら幸いです。
今夜もぐっすりおやすみ下さいね♪
参考図書:睡眠の科学 櫻井武著
スタンフォード式 最高の睡眠 西野清治著
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