徹夜でテスト勉強のメリットとデメリット・親子で睡眠を考え成績アップさせる方法

こんにちは!

今日は中学生の息子さんがテスト勉強は
いつも徹夜
になってしまうというお母様からの
ご相談です。

徹夜をしてでても勉強させるべきか、
はたまた身体のことも考えて
睡眠を優先させるべきか。

悩ましいところです^^;

徹夜は良いのか悪いのか、

脳にどういう影響があるのか見ていきましょう。

睡眠はなぜ必要なの?

まず睡眠の役割を理解しましょう。

睡眠とは単なる休息ではなく、

お子さんの成績にも

これからの人生にも

深~い関係があります。

もちろん大人のあなたにも!

 

 

1.脳の老廃物を洗い流す

PublicDomainPictures / Pixabay

起きている時より、睡眠中の方が4~10倍活発に
脳内は不要なものを洗い流しています

これを「グリンパティック・システム」と呼びます。

勉強をして脳をたくさん使うと
どんどんタンパク質などの老廃物が溜まっていきます。

さらに、
睡眠不足が続くと老廃物は蓄積されていくので、
若い頃からの睡眠不足は高齢になってから
認知症やアルツハイマーなどのリスクがより高まります

 

2.記憶を強化する

知的能力、認知力も向上するという報告もあります。
 

学習中に特定の香り(たとえばバラなど好ましい香り)をかいでもらい、
ノンレム睡眠中に同じにおいをかがせると学習効率が強化される
ことも示されている

睡眠時に学習時の感覚を再現すると
「睡眠中の記憶強化」の効率がアップするというのである。

引用:睡眠の科学 櫻井武

 

謎の多い睡眠はまだ全てが解明されているわけでは
ないですが、わかっていることは
脳のメンテナンスのために必要だということです。

徹夜するまでもなく、
寝不足の日は頭はぼ~っとするか
痛いか、
身体はだるだるになりますものね^^;

みなさん、経験でおわかりですが、
それが長期的に影響を及ぼすってご存知でしたか?

 

徹夜で勉強のメリット、デメリットは?

3D_Maennchen / Pixabay

 

誰しもが学生の頃、
テスト前に徹夜、もしくは深夜まで勉強した
記憶がありますよね。

その時どうでしたか?
私は2~3時になると、もう眠気との戦いだけで、
何も頭に入ってこなかったという記憶しかありません^^;

そして翌日は一日頭の中がもやがかかったようで、
ぼ~っとしていました。

あなたはどうでしたか?

 

徹夜勉強のメリット

  • 勉強時間が増える
  • 静かな環境で勉強できる
  • 覚えてすぐテストを受けられる
  • 寝坊する心配がない

 

徹夜勉強のデメリット

  • テスト中に寝てしまう可能性がある
  • 覚えたことが定着せず、結果また勉強し直さないといけない
  • 徹夜中は眠くて勉強がはかどらない
  • 明け方に寝落ちすると、寝坊する可能性もある
  • 睡眠リズムが狂い、次の日のテストも眠気で上手くいかない可能性がある
  • 頭痛や、めまい、だるさ、腹痛、吐き気などが起き、
    テストを受けられなく可能性がある
  • 免疫力が低下し、風邪を引いたりする

 

せっかく覚えたことも、
睡眠を削ると脳内に定着されないため、
テストが終わったとたんにきれいに忘れてしまいます。
また最初から勉強し直しは時間のロスです。

体調不良に陥り、
無理をしてふらふらで学校に行くのも
事故にあうなど危険も高まります。

せっかく勉強したのに、
テスト中、
眠気に襲われて力が発揮できなくなるのも
絶対に避けたいところです。

比べてみると

デメリットの方が遥かに多いですね(・・;)

 

 
睡眠時間が3時間でも全く問題のない人がいます。
徹夜しても、成績がアップするタイプは
ショートスリーパーの遺伝子を持っている可能性大です。
遺伝子がない人は真似しても無駄なのでやめましょう。

 

どうしても勉強時間が足らない場合でも完徹は避ける

それでも、テスト範囲が広くて
時間が足らない場合、
睡眠時間を削るしかないです^^;

それでも、全く寝ないとテスト中に朦朧としてしまっては
徹夜して勉強した意味が無くなってしまいます(;_;)

夜中、眠くてたまらなくなった時は
潔く寝るようにしてください。
午前2~4時は眠気のピークです。
寝ましょう!

睡眠で一番大切なのは最初の90分間のノンレム睡眠は
睡眠全体のなかでもっとも深い眠りである。

最初の90分をしっかり深く眠ることができれば、
最高の睡眠がとれるといっていい

引用:スタンフォード式最高の睡眠 西野清治

最初の90分はきちんと眠れるよう
布団に入って休みましょう

そして黄金の90分が終わった最初のレム睡眠の
タイミングに起きて、また勉強を始める。

アラームは90分後、と110分後の
二段階でセットします。
間隔は20分がよいでしょう。

理由は、
最初の90分後はまだ深い眠りのノンレム睡眠の可能性もあるので、
アラーム音は小さく短いものにし、
次の覚醒しやすいレム睡眠時にすっと起きられるように
二回目のアラームは大きい音にします。

 

くれぐれも、明け方4,5時まで頑張って起きて、
学校に行くまで寝ることは避けてくださいね!

なかなか眠れず、睡眠時間が足りず、
睡眠の質も悪くなります。

もし寝入ってしまったら、とても深い眠りの途中で
起きなければならず、
寝れなくても、寝られてもどちらも

寝ぼけた状態で学校に行く羽目になり、
テスト結果は残念なことになりかねません^^;

 

 

目覚めを良くするために取り入れたい3つのこと

 

光を浴びる

Myriams-Fotos / Pixabay

短い睡眠時間で起き、
二度寝してしまわないように
起きたらまず光を浴びましょう

まだ朝日が出ていなければ、
睡眠の敵であるLEDライトが有効になります。

光で快適に起きられる目覚ましもあります。
検討されてはいかがでしょうか?


少々お高いかと思われるかもしれませんが、
スッキリ起きられる以外にも
睡眠を整える作用もありますので、
お子さんの体調、人生を考えるとお安いかと思います(^^)

音で起きるのとは異次元の快適な目覚めを促す光目覚まし時計inti(インティ)

 

 

裸足で歩く

kimidoriさんによるイラストACからのイラスト

靴下、スリッパを履くのではなく、
裸足で皮膚感覚を刺激し、皮膚温度を下げることで
目覚めのスイッチが入りやすくなります

冬の冷たい床を歩くと
「冷たっ!!!」と

一歩目で目が覚めてしまいますよね。

 

 

手と顔を冷たい水で洗う

ATOHSさんによる写真ACからの写真

 

手を洗うだけでなく、
冷たい水で歯磨き、
水で顔を洗うと皮膚温度が下がり、
脳は目覚めやすくなります。

 

 

朝はシャワーがオススメ

kboyd / Pixabay

朝は皮膚温度を下げると目覚めるため、
シャワーのみがいいです。

朝から湯船につかると深部体温が上がり過ぎて
また眠気が襲ってきます。

シャワーで気分爽快になって
気持ちよくテストを受けさせてあげてくださいね!

 

 

 

朝食をしっかり噛んで食べる

fuaさんによる写真ACからの写真

 

実はしっかり噛んで食べることは、
エネルギー補給だけでなく、
脳にも刺激が伝わり、記憶力もアップすることが
わかっています。

朝食は体内時計のリセットの役割と
肥満防止の効果もあり、良いことづくめ
です。

しっかり噛める朝食
用意してあげてくださいね。

 

 

 

勉強する科目の順番

 

順番を間違えるととても効率が悪くなります。

まだ眠くない最初に論理的思考が必要な
数学など理数系をやります。

日付が変わり、眠くなってくるころから
暗記系をやりましょう。

声に出して覚える
眠気を飛ばすのにも
覚えるのにも良いですね。

それから少し眠れば、
覚えた内容が睡眠中に脳で整理され、
定着させてくれるので効率が良いですね。

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中学生のお子さんの成績をアップさせる睡眠方法は?

睡眠を削って勉強するより、
実はきちんと良い睡眠を取る方が、
成績も上がりますし、
スポーツやその他起きている間のパフォーマンスが
上がることは、実証されています。

世界のエグゼクティブや
トップアスリート達は睡眠をとても大切にしています。

中学生の早いうちから
睡眠について学習し、ぐっすり眠ることで
今後の人生ががらりと変わっていくのです!

 

睡眠教育で子供たちが変わった実例!

phillipneho / Pixabay

1.大阪府堺市では市全体で「眠育」(睡眠教育)に
取り組んだ結果、

学校不適応、不登校、情緒障害などが明らかに減り、
不登校は3年間で約30%も減ったそうです。

また自己肯定感もアップし、
授業に集中出来る、落ち着いて生活出来るなど
子供達の生活に改善が見られています。

詳しくは睡眠の大切さを教える「眠育」って何? 規則的な睡眠で不登校予防、家庭内暴力も収まる

2.奈良県の私立西大和学園という
東大・京大に合格者を大勢出している進学校があります。

寮で生活する一部の生徒に睡眠教育を実施し、
自ら自分自身の睡眠プログラムを組ませたところ、

生活態度が改善され、
成績にも良い効果が現れた
そうです。

参考:スタンフォード大学教授が教える熟睡の習慣
   西野清治著

 

3.睡眠時間と学力の関係

 
広島県教育委員会の「平成十五年度『基礎・基本』定着状況調査報告書」で
興味深いことが分かった。
小学五年生で、国語、算数とも五時間、六時間と睡眠時闘が長くなるにつれて
児童の成績がアップし七時間以上十時間未満で最良になるが、
それ以上寝ると再び成績が下がっていた

引用:睡眠健康大学

長すぎてもだめですが、
小学5年では7~10時間の睡眠時間が良いという結果ですね。

最適な睡眠時間は人それぞれ違います。
一番スッキリ起きられて、昼間の活動も
しっかり出来る長さをお子さんと一緒に探してくださいね!

 

 

多忙な中学生がどうやって睡眠時間を確保するの?

そうは言っても、
「早く寝なさい」と声掛けだけで、
子供の睡眠時間はなかなか増えませんね^^;

今の中学生は本当に多忙です。
クラブに、塾、習い事、友達との時間、遊び。

そして、スマホやネット、ゲームなど
子供たちの取り巻く環境がどんどん睡眠不足を作り、
健全な脳の発育を阻害しています

どうすれば、適正な睡眠時間を確保出来るでしょうか?

 

まず親が睡眠の大切さを知ろう!

睡眠不足は発達段階の脳に悪影響を及ぼし、
うつ病など精神疾患にもつながります

不登校の原因にもなっているのは前述の通りです。

子供の健やかな成長は親の願いです。

ですが、
親の私達大人も睡眠時間を削っている状況では、
子供の睡眠時間を確保させるのは難しいでしょう。

変わるのはまずご自身からです。
親が睡眠の重要性を知らなければ説得力はありません^^;

オススメの本をご紹介します。

 

 

 

 

親子で睡眠のことを話しあい、解決策を考える

親が睡眠の大切さを理解したら、
今度は子供さんと一緒に現状の問題点と
睡眠時間の確保について話し合いましょう。

時間が無いから『出来ない』ではなく、
『代わりに工夫出来ること』を子供さんと一緒に
考えてくださいね!

例えば、
どうしてもゲームがしたいから、
「友達とスコアを競争しているから」という
理由で睡眠を削りたい子供とどう向き合いましょうか?

 

トップクラスのプロゲーマーの方は
きっちり睡眠時間を7時間とっているそうです。
そうしないと集中できないのだと。

時間帯は決して真似させられませんが、
睡眠の大切さは理解してもらえますね^^;

 

成績もスポーツもゲームもすべて
睡眠時間に左右されることを理解させましょう。

睡眠以外に削れる行動を一緒に探してあげてください。

友達との関係が悪化するのを恐れるなら、
そのお友達も一緒に巻き込み、
子供たち全員が本来の能力を発揮できる生活習慣に
なればいいですね。

 

 

まとめ

徹夜は決してオススメ出来るものではありません。

記憶させるためには睡眠が必要です。

勉強やスポーツの成績は睡眠によって
左右されます。

毎日の生活習慣を整えて、
お子さんが徹夜をしなくても良いように、
大人である親も睡眠について関心を持っていただきたいです。

親子で良い眠りをキープしていく、
それが、成績をアップさせる最善の方法だと
私は信じています。

最後までお読み頂き本当にありがとうございます!
良く眠って、親子で本来の人生を切り開いていってくださいね。
応援しています\(^o^)/

 

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